今日の言葉 #0789
「人にお勧めしたくなるような好きな本は?」
>>>今日中に、この言葉を誰かに言ってみよう。
普段あまり本を読まない人でも記憶に残る「好きな一冊」って
ありますよね。
人にお勧めしたくなるぐらい好きな本ってありますか?
その本がなぜ好きなのでしょう?
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◆竜’s 編集後記◆
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今日もありがとうございます。倉橋竜哉です。
私が開催しているマインドマップ実用講座では、来られる皆さんに
「好きな本」を一冊持ってきていただいております。
先週、東京で開催した際、秋谷さんという女性の方が水上勉さんの
「ブンナよ、木からおりてこい」という本を持ってこられまして、
子どもの読み聞かせにいいですよ。というご紹介があり、私もそれを
買って、昨日の移動中、飛行機の中で読ませていただきました。
(秋谷さん、ありがとうございます。)
本書は、昭和47年に「蛙よ、木からおりてこい」というタイトルで
出版され、その後何度か改訂されている本です。
本だけではなく、アニメになったり、演劇になったり、宮本亜門さん
のブロードウェイミュージカルにもなっているとのこと。
ストーリーは、カエルの主人公「ブンナ」が、弱肉強食の世界を生き抜き、
今まさに他者に食べられようとして、死に瀕している動物たちの声を聞く
という内容です。
鳶(トビ)の生き餌として運び込まれてきた雀、百舌、ネズミ、ヘビ、
土ガエル、つぐみが、死を目の前にして一体どのように振る舞うのか?
「生き様」そして「死に様」ということが描かれています。
普段は優しかったのに、自分が生きたい一心で他者を売ろうとする雀。
最期まで気高く生きようとしているのに、死の恐怖に心が負けてしまう百舌。
・・・etc
主人公のブンナは、死と隣り合わせの世界の中で、生きることとは
一体どういうことなのか、逡巡しながら何度も考えます。
他者を食べて、命を奪ってまで、なぜ自分は生きるのだろうか?と。
「いったい自分はなぜ生きているのだろう?」
そう考えたことが一度もない人は、おそらくいないんじゃないかな?
と思います。
自分なりにその答えを持っている人、持っていない人、模索している人
それぞれだと思います。
もしかしたら、この本が「生きる」ということのヒントになるかも、
しれないですね。
ともすると、人は自分ひとりの力で生きている錯覚に陥りがちです。
「他者から生かされ」「他者を生かす」という関係性の中でしか、
生命は生きていけないという当たり前の現実を改めて感じることが
できます。
機会があれば、ぜひ読んでみてください。
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「人にお勧めしたくなるような好きな本は?」
2010年4月17日 07:49








