今日の言葉 #0710
「人間であることの証明とは?」
>>>今日中に、この言葉を誰かに言ってみよう。
最近は研究が進み、動物もいろんな感情を持っている
ことがわかりつつありますよね。
笑う動物もいれば、涙を流す動物もいます。
いろんな生き物がいる中で、人間とそれ以外の生き物
の違いはどこにあるのでしょう?
人間であることの証明は一体何なのでしょう?
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◆竜’s 編集後記◆
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今日もありがとうございます。倉橋竜哉です。
先日も紹介しましたが、今こんなDVDを見ています。
「ポニョはこうして生まれた。~宮崎駿の思考過程~」
全編12時間、DVD5枚組のようやく4枚目を見終わりました。
同じシーンを何度も巻き戻して見るので、ちっとも前に
進まないのです(笑)。
NHKカメラマンが、映画「崖の上のポニョ」の制作過程を
監督である宮崎駿さんの背中を通して追ったドキュメンタリー
作品です。
その一部は、「NHK プロフェッショナル 仕事の流儀」
にも使われていますね。
昨日はこの「天才のヒント」で背中から学ぶという話を
させていただきましたが、このドキュメンタリーには、
文字通り宮崎さんの背中がよく登場します。
同じ仕事人として、宮崎さんの背中から得られるものは、
本当にたくさんあります。
このドキュメンタリーを通じて学び、気付き、そして
皆さんにも紹介したいことはたくさんあるのですが、
あまり紹介しすぎるとネタバレになってしまいます(笑)。
今日は、私が
「なるほど!これを知るためにDVDを見てきたんだ!」
と感じた所を紹介しますね。
このドキュメンタリーの中盤で、ある一場面をどうしようか
宮崎さんが悩むシーンがあります。
実際の映画では、たった数分で、それほど派手なシーンでも
ないのですが、それを描き上げるために、描いては消し、
描いては消しを繰り返して数日を費やします。
それは、どんなシーンかというと、主人公のポニョと宗介が
ポンポン舟で移動中に、ボートに乗った赤ちゃん連れの親子
と出会うというシーンです。
ポニョが自分の持っているサンドイッチをお母さんにあげ、
そして、自分から泣いている赤ちゃんをあやします。
この映画は、金魚のポニョが、半魚人に、そして人間の少女に
なる物語なのですが、なんでこのシーンに宮崎さんが悩んだ
のかというと・・・
ポニョの見た目が映像で金魚から人間になるだけでなく、中身(心)
も人間にしたかった。その人間になった証をワンシーンとして
入れたかったからとのこと。
では、中身(心)が魚から人間になるってどういうことだろう?
・・・その命題を抱えて、苦悶されるわけです。
そして数日間の思案の後、宮崎さんが人間の証としてたどり着いた
のが「他者に与えること」そして「他者を喜ばせること」でした。
それまでやりたいことをやり、欲しいものをもらうだけだった
ポニョが、はじめて自分からサンドイッチを「与え」、そして
泣いている赤ちゃんを「喜ばせる」ことをします。
このシーンをもって心が人間になったことを証明したわけです。
この宮崎さんのエピソードを見て、思わず「崖の上のポニョ」を
また見返してしまいました。
だからドキュメンタリーの方は、ぜんぜん前に進まないわけですが(笑)。
「崖の上のポニョ」をすでにご覧になった方も、ぜひ今一度
ご覧になってみて下さい。きっと新しい発見があると思います。
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「人間であることの証明とは?」
2010年1月28日 07:37








