コラム

2016年4月29日 08:04

コミュニケーション

誰のためなのか

今日の言葉 #2992

「誰のためにやっていますか?」

>>> 今日中に、この言葉を誰かに言ってみよう。

自分ではない、誰かのために何かをすることって
ありますよね。

後輩のために指導したり、

家庭を守るために働いたり、

社会のために貢献したり・・・

誰かのためにやっていることはありますか?

—————
◆竜’s 編集後記◆
—————

今日もありがとうございます。倉橋竜哉です。

先日、友人とごはんに行ったときのことです。

久々に会った友人が、腕にギブスをしていたので
どうしたのか聞いたところ、

「娘に腕が折れた」

とのこと・・・

確か、自慢のお嬢さんで、ケータイの待ち受けも
お嬢さんの写真でしたし、

中学受験で有名な進学校の合格したこと、

全国大会に出るような運動部に入ったこと、

勉強も出来るし、家の手伝いもきちんとすること、

・・・いわゆる「親バカ」な話を何度も聞かされていました。

そのお嬢さんと、一体何があったのか?

私も娘がいる身なので、ドキドキしながら聞いたところ、

ある時、お嬢さんの学校の成績が落ちてきて、

成績表を見ながら、両親とお嬢さんと3人で
家で話合いをしたそうです。

どこか塾に入れようか・・・

という話題になったときに、お父さん、つまり私の友人が

「おまえのためだからなぁ」

何気なく言ったところ

「私のためじゃない!!」

と、突然声を荒げて、怒り出したそうです。

「私のためじゃなくて、お父さんとお母さんのためでしょ!」

と言い出したとのこと。

そんなことはない、と言おうとしたところ、

お嬢さんの近くにあった炊飯器が飛んできたそうです。

顔にぶつかりそうなのを手で避けたところ
見事、腕にヒットして、骨にヒビが入ったとのこと。

なんとも、まあ・・・ですな。

確かに炊飯器の取っ手の部分は握りやすいし、
投げやすいのかな、なんて想像してしまいました(<おいおい!)

お嬢さんは強豪の運動部に入ったとのことなので、
相当強い力だったのだろうなと。

すぐに病院に行って、手当をしてもらったそうですが、

奥さんが運転するクルマで病院に行くすがら

俺は、娘に「おまえのためだから」と何回ぐらい言ってきたのだろう?

ということを考えたそうです。

お嬢さんが物心ついて、会話が出来るぐらいになってから、
クチグセのように

「おまえのためだから」

と何度も言っていたような気がすると。

おまえのためだから、ごはんをちゃんと食べなさい。

おまえのためだから、勉強しなさい。

おまえのためだから、この学校に入りなさい。

おまえのためだから、ケータイはまだ持ってはいけない。

おまえのために、俺は働いている

おまえのためを思って言っているんだよ・・・

・・・本当に娘のためだったのかな?と。

本当は、いい娘がいること、よき父親であることなどの
「世間体」を守りたくて、言っていたんじゃないのかな?

痛みにフラフラになりながら、そんなことを
考えていたそうです。

そこから数日考えて、ある日決心して
お嬢さんに頭を下げたとのこと。

「おまえのためだから、と言いつつ、
実はそうじゃなかったのかもしれない。

もう二度とおまえのためだからとはいわない。

ゴメン。」

そうしたところ、お嬢さんも炊飯器を投げたことを
反省していたようで、

「お父さんごめんなさい」

と黒マジックでギブスに書いてくれたそうです。

・・・というギブスを、友人から見せつけられました。

ああ、この人はやっぱり親バカなのだなと(笑)。

それはさておき、

「あなたのため」と言いつつも、

自分のためにやっていることって、ありませんか?

子どもに何かを強制したり、

恋人を束縛したり、

何か見返りを期待したり、

たとえば、ドメスティックバイオレンス(DV)をする人がいます。

暴力はいけない、と分かっていても、
なぜ手を上げてしまうのかというと・・・

アタマの中では「あなたのため」となっているので、
相手に暴力を振るうことを肯定できるそうです。

あと、おそらく誰でも経験があるのは、
手土産とかお中元ではないでしょうか。

表向きは、相手のことを考えて選ぶわけですが、

本音で言えば、相手に喜んで欲しいというよりも、

「手土産の1つも持たない、失礼な人と思われたくない」

という自分を守る心理が働いていたりしませんか?

・・・いかがでしょう?

たとえどれだけ相手のことを思っていたとしても、

「自分のためではないと、100%言い切れる」

なんてことは、ほぼないのではないでしょうか。

それは人間である以上、仕方ないでしょう。

多少「自分のため」が入りつつも、

誰かに何かをしてあげること、アドバイスすることは、
あってしかるべきだと思います。

しかしながら「あなたのため」だからと、
過剰に押しつけたり、押しつけられたりするのも、

また、ちょっと違うのかな?

なんて思ったりもするわけです。

これをお読みのあなたは、誰かに

「あなたのため」だからと言って何かを押しつけたり

あるいは、押しつけられたりした経験はありませんか?

「あなたのため」という言葉が出そうになったら、

本当は誰のためなのか、自分の中で
今一度振り返ってみませんか?

★まず私からあなたにこの言葉をお届けします

「誰のためにやっていますか?」

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