コラム

2016年4月10日 07:53

感情・心意気

冷たいと寒い

今日の言葉 #2973

「冷たいと寒いに違いはありますか?」

>>> 今日中に、この言葉を誰かに言ってみよう。

空気が「冷たい」ところにいると
「寒い」と感じますよね。

どちらも同じことのようですが、

空気が冷たいと感じるときと、

ここは寒いと感じるとき、

どのような感覚の差がありますか?

—————
◆竜’s 編集後記◆
—————

今日もありがとうございます。倉橋竜哉です。

上手く伝わればいいのだけれど・・・

という気持ちでこれを書き始めています。

つい先週の話ですが、
朝、散歩をしていたときのことです。

出かける前に外を見ると、きれいに晴れていて
日が照っていて暖かそうだったので、

前日まで着ていたジャンパーをやめて、
軽いフリースを着て、出かけました。

ところが、外に出てみると、かなり強い風が
吹いていまして・・・

「寒い!」

と感じましたね。

そして、

ジャンパーを着てくればよかったのに、とか

もう帰ろうかな、とか

・・・アレコレと考えてしまいました。

その時にふっと

「考えるのをやめて、もう一度、感じてみよう」

と自分に言い聞かせました。

感じるということに意識を戻すと、

さっきまで「寒い」と感じていたことが
「冷たい」に変わりました。

ああ、首筋とほほに冷たいものを感じるな、と。

そして冷たいと感じると、

今まで「不快」だったものが、
「快」に変わりました。

ああ、なんとなく気持ちいいかもコレ・・・

というような。

そんな「冷たい心地よさ」をしばらく味わった後、

やっぱりだんだんと「寒い」という感情が湧いてきました。

「不快」の手前で、少しの間「快」を
味わうことができましたね。

「冷たい」も「寒い」も同じような感覚かもしれませんが、

「冷たい」は味わうことができるけど、

「寒い」は味わいづらいな・・・と思いました。

・・・ここまで、伝わっていますでしょうか?

(大丈夫かな?)

人が感じるときって、「(空気が)冷たい」があって、
その後に「(自分が)寒い」がありますよね。

いきなり「寒い」に意識が向いてしまうと、
味わうことはできませんが、

一息置いて、手前の「冷たい」に意識を向けると、
その場を少し味わうことができます。

心理学では冷たいの方を「第一感情」、

寒いの方を「第二感情」、

と言ったりします。

たとえば、食事をするときも

いきなり「おいしい!」「まずい・・・」があるわけではなく、

「甘い」「しょっぱい」「苦い」とか、
味を感じた後に「おいしい!」がありますよね。

甘い、しょっぱいの方が「第一感情」

おいしい、まずいの方が「第二感情」

であります。

腹が立つときも、何かをされていきなり怒りが
生まれるのではなく、

何かをされて「自分は軽く見られている、さびしい」と
プライドが傷つけられて「腹が立つ」わけです。

軽く見られてさびしいのが「第一感情」

腹が立つのが「第二感情」

であります。

最近「第一感情を味わう」というのが、私のマイブームでして、

例えば「おなかがすいた」というのも第二感情です。

第一感情は、おなかに小さな痛みのようなものを感じたり、
内臓のぎゅるぎゅるという動きを感じたりするものです。

「おなかがすいた」という第二感情は、はやくそれを
治めたいという不快な気持ちでしかないですが、

自分のカラダの感覚の変化は、意識してみると
心地いい部分があったり、面白かったりしますね。

そして、おなかがすいたときに第一感情へ意識を向けると、

「条件反射でモノを食べてしまう」

ということが少なくなります。

他にも、第一感情に意識を向けると、

それまで「不快」だったものが、
しばしの間「快」に変わることがあります。

イヤだと思ってたことの手前に、味わいだったり、
面白さがあることにも気付かされます。

そして、いかに条件反射的に第二感情に
自分が振り回されていたのか・・・

ということにも気付かされますね。

パブロフの犬の「チーン」というベルの音を
一日に何度も聞かされているような感じです。

第一感情に意識を向けると、しばし条件反射地獄から
抜け出せるような感覚がありますね。

ということで、

1つ提案がありまして、

よかったら、今日は「第一感情」に
意識を向けてみる一日にしてみませんか?

おそらく、普段よりも味わい深く
そして面白い一日となるはずです。

ああ、日常とはこんなに豊かなんだと
気付かされる部分もあるかもしれません。

せっかくの日曜日、じっくり堪能してみませんか?

よかったら試してみてください。

★まず私からあなたにこの言葉をお届けします

「冷たいと寒いに違いはありますか?」

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