コラム

2016年4月5日 08:00

視点を変える

引き返したこと

今日の言葉 #2968

「引き返したことはありますか?」

>>> 今日中に、この言葉を誰かに言ってみよう。

途中まで進んだのだけれど、

やっぱり違うとか、

何かを忘れたとか、

どうも気に入らないとか、

理由があって、元に戻ることってありますよね。

これまで、どんなことで「引き返した」ことがありますか?

—————
◆竜’s 編集後記◆
—————

今日もありがとうございます。倉橋竜哉です。

もう10年以上も前になりますが、1人で
都民の心のオアシス「高尾山」に登ったことがあります。

登山口から高尾山の山頂までは、ケーブルカーを使わなくても
1時間ちょっとでテクテクっと登れます。

たまに自分のペースで山に登るのも悪くないですね。

山頂で気になるものを見つけまして・・・

それは何かというと「缶ジュース」でした。。

山頂の食堂に缶ジュースや缶ビールなどを
陳列・保冷するショーケースがありまして、

よく駅のキオスクにありますよね。

透明ガラス扉の冷蔵庫に缶ジュースが冷やしてあって、
「ウーロン茶ください」と注文すると

店員さんが店側の扉を開けて、取り出してくれるアレです。

一見、なんの変哲もない普通のショーケースなのですが、
足を止めたのにはワケがあります。

なんと、ショーケースの中にある缶ジュース、缶ビールが
全て逆さに陳列されているのです。

つまり缶の底が上を向いた状態ですね。

一本の例外もなく、全てが逆さ向けでした。

ちなみにとなりの店のショーケースを覗いてみると、
その店は普通に陳列してありました。

「なぜ、あのお店だけ缶を逆さに陳列しているのだろう?」

・・・・なぜだと思いますか?

次の目的地である相模湖に向かって、歩き始めていたのですが
気になって仕方がありません。

なんでジュースの缶が全て逆さに陳列してあるのだろう?

・高度が高いので、気圧の関係で缶の底が膨らむから?

・高尾山独特の伝統やしきたり?

・なんでも逆さに並べるのが店主のこだわり?

もう、気になって仕方ありません。

せっかく気持ちのいい自然の中を歩いているのに、
アタマの中は逆さジュース缶のことでいっぱいです。

このまま理由を突き止めずに山を降りたら、
今夜は寝れないかも。(<おおげさな!)

もう次の目的地に向かって急勾配の坂道を30分ほど
歩いていましたが、思い切って引き返しました。

・・・1人だったからできることですね。

相手も商売をされている方ですので、タダで聞くのは悪いと思い、
キリン生茶を買って聞いてみました。

「なんでこれ全部逆さに置いてあるのですか?」

「それは企業秘密なので、教えられません!」

なんて言われたらどうしよう?と思ったのですが、
親切に教えてくれました。

「ホコリが入るから、飲み口を下にしてるんですよ。」

とのこと。

なるほど!

確かにその食堂がある山頂広場は、
砂ぼこりが舞いやすいところでした。

ちなみに逆さにできないペットボトルは、
店の奥に置いて販売しているそうです。

お店の人の心遣いに触れ、ちょっとうれしくなりましたね。

30分行った先から引き返したので、
往復1時間のロスになりましたが、

「引き返して良かった」と思いました。

おかげさまで、その日は登山の疲れもあって、
気持ち良くスッキリと眠ることができました(笑)。

引き返す時って、勇気がいりますよね。

せっかくここまで来たけれど、

「引き返すべきか」

「このまま行くべきか」

悩んでしまうこともあります。

引き返すと、これまでの努力が水の泡になりますし。

このまま行くと、もしかしたらうまく行くかも
しれないけれど、失敗する可能性がある。

・・・さて、どちらを選ぼうか?と。

実は、私が「引き返し」を選んだのは、
ある理由からでした、

その高尾山に登るしばらく前に、プロの登山家の方に
取材に行ったことがありまして、

彼がこんなことを言っていました。

本当に優秀な登山家とは、どれだけ準備を重ねて、
どれだけ周りの期待や協力があったとしても

これ以上登れないとわかったら、
「引き返す」ことを選べる人だ。

とのこと。

多くの人は、これまでの努力や、周りに人からの恩義が
プレッシャーとなって、無謀に前に進み、

そして体の一部を痛めたり、命を落としてしまうそうです。

私は、たかだか高尾山ですし、1人で気軽に登りに来たので
誰からのプレッシャーもなかったのですが、

その時の言葉がアタマに残っていまして、

「よし、引き返すことを選ぼう」

と選択することが出来ました。

インタビューに行ってなかったら、引き返すのが
もったいないと、そのまま前にすすんで、

そして「逆さジュース」のことなんて
すっかり忘れていたでしょうね。

そうしたら、この記事もなかったわけです^^。

これをお読みのあなたは、これまで

「引き返すこと」

を選んだことはありますか?

あるいは、

「あの時、引き返しておけば・・・」

と今でも思い出すことはありますか?

★まず私からあなたにこの言葉をお届けします

「引き返したことはありますか?」

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